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金魚(仮)

何か軽い物が落ちる
ような音がしたんだ
そうかそれは赤を失った
僕の心だったか
君が目を丸くして喜んだ
出店の金魚は死んだよ
部屋を出てく君を見てた
僕と金魚と僕と

「幸せすぎる夢もまた悪夢だね」
なんてね
起きぬけに思い出した黒い髪のにほひ

いつも口が開いてるよと
君は僕に怒ったね
もしも愛が口の中に
あるのなら漏れてしまうね
そうだまた今度お祭りが
近くの神社であるから
また金魚を取ってあげるから
だから帰っておいでよ



ゆらゆら揺れる浴衣の赤が
金魚みたいで見とれてたっけな
鉢を見つめる瞳の黒が
海みたいで吸い込まれてた
口を開けて愛を待ってた
金魚は僕の方だったのかな
今は鉢の掃除もしないまま
濁ってく濁ってく



「幸せすぎる夢もまた悪夢だね」
なんてね
起きぬけに思い出した黒い髪のにほひ

いつも口が開いてるよと
君は僕に怒ったね
もしも愛が口の中に
あるのなら漏れてしまうね
漏れだした愛は全部
金魚になって逃げた
破れたポイを片手に
僕はただ目でおっていた
そうだまた今度お祭りが
近くの神社であるから
また金魚を取ってあげるから
また金魚を
金魚を取ってあげるから
だから
だから 
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藤本 薪 (Maki Fujimoto)

Author:藤本 薪 (Maki Fujimoto)
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